カウンセリング…日常生活の中で毎日聞く言葉ではないけれど意外に身近にあるものだと思います。
今は小学生から高校生の時に一人一人担任の先生又は専門家の先生とお話をした事がありますが、これも一つのカウンセリングと言えるでしょう。
臨床心理に基づくカウンセリングとは、専門教育を受けたカウンセラーが相手の心理の変化を促す事を指します。
カウンセラーと相手だけで定期的に毎回同じカウンセラーによって行われるのですが、そもそもカウンセリングとは心理療法の一種ですので医師が行う事もあります。
また医療機関でカウンセリングを行うことがありますが、対象者全員を精神障害者に限定するものではありません。
このように説明すると気難しいように思えてしまいますね。
更に分かりやすく言うと、カウンセリングとは悩みを聞いて疲れた心を癒し、人間的な成長を促す事…心と身体のバランスを元に戻す事でもあります。
カウンセリングとは本来このような定義なのですが、カウンセリングの効果を具体的に表すと以下のようになります。
カウンセリングをする事で悩みの本質の新たな視点、実際には何に悩んでいたのかを改めて考える。
「本人が現在何を感じているのか・どうしたいのか」等、抱いていた本当の気持ちにも気付ける事です。
悩んでいる時はどうしてもネガティブに捉えてしまいがちなため、現在持っている力をどのように活用する事が出来るのか同時にポジティブな面も一緒に見出していく事が必要となってきます。
そしてカウンセリングとは最終的に自己信頼感を得る事を目標としています。
カウンセリングを通してご自身を今一度見つめ直し、今度はそれを現実社会で打ち出す必要があります。
これによって本当にご自身の力を実感し、生きる力を回復させるのです。
自分を信じる事がどれだけ大切なのか改めて感じ、自分を好きになる事ができればこんなに素敵な事はありません。
カウンセリングとはそのような存在ではないでしょうか。